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Aktuelle Kamera

旧東ドイツのテレビ番組が好きなチキンです。

東ドイツ(ドイツ民主共和国 1949~1990 以下「東独」)っていつの時代の話をしてるんだよと思われそうですが、数年前に映画「グッバイ レーニン」を見て以来、時々Youtubeで動画を探しては見ています。

何が楽しいんだよと言われると説明に困るんですが、体制の異なる共産圏のテレビは非常に興味深いです。ちなみに、東独の代表的番組と言えばこれ。

Aktuelle Kamera(AK)


アクトゥエレ カメラ。Aktuelleは「現代自治」、Kameraはそのまま「カメラ」です。映像のキャスターは、70年代に人気キャスターだったらしいアンゲリカ・ウンターラオフ(Angelika unterlauf)。いやー、オープニングの音楽がいい!西独のtagesschauやHeuteより僕はAK派です。

早くも誰も付いてこれてない気がしますが、続けますね!

Der schwarze kanal 


ひたすら西独のテレビ番組を取り上げて貶しまくるDer schwarze kanal(黒いチャンネル)
コメンテーターは、「皆が平等」な共産主義国にいながら、名前のvon(フォン。貴族の末裔にのみ付けられる)を断固外さない文字通り※“共産貴族”のシュニッツラー。29年間放送していましたが、1989年に民主化を求めるデモで名指し批判されたことにより、あっけない最終回を迎えます。シュニッツラーの映り方、角度がいいね!ドイツ的美学を感じる(適当

それにしても、東独では1985年(昭和60年)に白黒テレビを使っている方いたんですかね?
平成生まれが見ると、まだテレビは白黒の時代とか本気で信じてしまいそうで怖いぞ。

※共産貴族…貧富があってはならないはずの共産党政権下において、権力と富を持っている幹部などのこと。シュニッツラーが貴族の末裔であること、東独政権下において共産貴族であることを掛けて皮肉を言いました。

DFF(東ドイツ国営放送) 1990年 番組案内とCM

プログラム紹介の画面や音楽…初期のテイルズやスターオーシャンってこれを元にしてませんかね?絶対これを元にしてるだろう…と思うレベルで似ている!なんだろうこの90年代のスーファミのRPG感は!懐かしい!

ちなみに、映像の中のWERBUNGは「広告」 つまり、コマーシャルという意味です。
でも、1:53で※トラバントでない車のCMをやってたり、2:25からのCMの中でKaDeWe(カーデーヴェー 西のデパート名)と言っていたり…共産圏のCMにしてはおかしい…

そう、DFFは東西ドイツ統合後もしばらく続いていたのです。なので非常に資本主義の匂いがします。

※トラバント…1989年にもなってこんな車が…というぐらい西側に比べて性能が劣っていた東独の大衆車。こんな車ながら、購入申請から購入できるまで7年ぐらいかかったそうだ。

DFFが終了し、西独のARDに切り替わるところ。


これはすごい!1つのテレビ局が終わりを迎えるところですよ!(0:24~0:42)
国家の真の終焉とも言える歴史的場面なのに、あまりにあっけない。

その次に始まっているのは、西独の流れを組むARDのニュース番組Heute(ホイテ 「今日」という意味)。西独の男性キャスターと、Aktuelle Kameraにも出ていた旧東独の女性キャスターが一緒に出ているところが感動的です。

しかし、西独や西ベルリンの電波がスピルオーバー(電波が越境して飛んでくること)していた東独で、どれだけの人がこれらの番組を見ていたのでしょう。

そんな東独を取り上げたドイツ映画は複数ありますが、以下の3作(特に上2作)はオススメなので、このブログを見た皆さんにもぜひ見て頂きたいなと思います。東ドイツを「DDR(RはLに近い発音) Deutsche Demokratische republik(ドイツ民主共和国)の略」と呼ぶようになったら通です。皆さんも、DDRと言えばダンスダンスレボリューション…ではなく東ドイツを思い浮かべましょう!

・ グッバイ・レーニン
・ 善き人の為のソナタ
・ 東ベルリンから来た女

という訳で、いつにも増して誰も付いて来れなそうな内容でしたが、次回は、ドイツとベルリンについて説明したいと思います。

なぜ、僕が「ドイツ」と「ベルリン」を分けたか。
きっと、教科書の書き方では頭に入っていないと思いますが、意味があるのです。
ではまた次回!auf Wiedersehen!(さようなら)

今日のポイント
・ 「グッバイ・レーニン」を見よう!
・ 「善き人の為のソナタ」を見よう!
・ 「東ベルリンから来た女」を見よう!



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Author:チキン
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